マインドフルネス(2)

『4枚組のCDで実践する マインドフルネス瞑想ガイド』 (J・カバットジン)。 「マインドフルネス」の瞑想(メディテーション)を毎日1日1時間~!!! と、それだけでもう腰が引けてしまう気持ちになってしまった方。 そうですよね…。 その「時間を作れる」人は、すでにもう「マインドフルネス」への第一歩は踏み出しているのかもしれません。 前回の「マインドフルネス(2)」の初めに書いたような状態で困っている人は、そんな時間をもつ余裕もなくて、辛い気持ちになっていると思います。 「マインドフルネス瞑想法」がいいと思っても、それが実践できない自分にまた自信を失ってしまっていることもあると思います。 それではもったいない~。 そのような方には、ちょっと違うやりかたはどうでしょうか? 「マインドフルネス」は、“今”という瞬間に完全に注意を集中している状態のことです。 ですので、“今”に完全に注意を集中できるようであれば、瞑想以外の方法でもいいのです。 ではまず、呼吸でいきましょう~! 呼吸は誰でもいつでもしていますから、どこでもできる、とってもシンプルな方法です。 自分の自然な呼吸に合わせて、「吸う・吐く」で1とし、それを10まで数えます。10まで数えたらまた1から10まで数えましょう。これを繰り返します。 これを、1分するだけでOKです。もちろん、ずっと長くやっても構いません。 通勤の電車の中。就寝前。トイレの中でもいいですよ~。 数えている間に、あらら…、昨日のあの出来事がふと頭によぎったあなた。おっと、今、数えているその数に気持ちを戻しましょう。 そうです。ただ数えるのです。 数えていると、呼吸は一定のリズムに整ってきているはずです。 終わった時、前よりは静かな気持ちになっているのではないでしょうか。 次は歩行です~。 ほとんどの人は、一日のうち少しは歩いていると思います。通勤。買い物。トイレに行くことも…。 さあ、その歩行に気持ちを向けましょう。 靴の感じはどうですか? 地面に着く足の感じは? お腹のあたりはどうでしょうか。 歩数を数えてもいいでしょう。 歩いているあなたの足、脚、お腹や呼吸に注意を向けましょう。 外を歩いていたら、車や自転車に気づかなくて危ないのではないかと心配になりますか? いいえ。「マインドフルネス」は没頭ではなく集中です。周囲の出来事に全く気がつかないということはありません。気づいているけれど、そちらに意識を向けない、気をそらせない、ということです。 ですから危ない目にあいそうなら、すぐ回避しましょう。 もっと他にもありますよ~。 料理が好きな方。料理はよい集中方法です。 材料を切ったり調理したり。 手にした材料をしげしげ眺めましょう。手触りはいかがですか?匂いは? もやしの根とりはお安い方法です~! パン生地をこねこねするのもいいでしょうね。 お掃除。いいですね~! トイレやお風呂場の掃除、床の雑巾がけ。車のワックスがけ。集中できますね~。 そうそう、その汚れに集中しましょう。 ピカピカになって、一石二鳥! 手芸もぴったり。 コツコツやるようなものがGOODです。編み物や刺繍、パッチワークなど…。 えぇ~、そんなの毎日、家でやってます、という方。女性が多いと思いますが。 実はそうです。毎日の生活。毎日の実践がとても意味深いと思います。 毎日やっているその作業に、ただ意識を向ける、集中するだけでいいのです。 「マインドフルネス瞑想」というカタカナ語の起源は、仏教・禅宗の修行にあります。 禅僧が実践する瞑想、そこから得られる状態が「マインドフルネス」という英語表現になって、アメリカで実践されるようになりました。そして日本にやってきたので、逆輸入です。 禅僧の毎日は、掃除、食事、作務(作業・仕事)、瞑想、読経で、その全てがいわゆる「マインドフルネス」を目指す修行だそうです。 ですから、瞑想だけでなく、それ以外のことも、とても大切な作業なのです。 「マインドフルネス」のための“作業”は、ほかにもいろいろありますので、次回にもご紹介しますね。

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