怪我の功名

野口みずきさん。

2004年アテネオリンピック女子マラソン金メダリストです。

その後も、国内外の試合で優勝などの好成績を収められました。2007年には、日本選手として史上初めて、東京・大阪・名古屋の国内三大女子マラソンを完全制覇しました

2008年北京オリンピック代表となりましたが、開会直前に怪我をして、欠場されました。

怪我は、速さの秘訣でもあるストライド走法による影響が大きく、それを止めなければ、怪我を治すことは難しいと医師に言われました。

怪我はなかなか治らず、さらに怪我を重ね、数年がたちました。

「どん底まで行った」そうです。

監督と話をしたとき、思わずカーッとなって「マラソンをやめる」と言ったら、監督もやめると言われ、目が覚めました。

その後、まずは治療に専念。また、身体に負担の軽い走法を研究されました。

2013年春、名古屋マラソンで3位の復活。5月には、仙台国際ハーフマラソンで優勝されています。

2013年名古屋マラソンの後、TV出演されました。

「怪我は財産だった」

「それまでは走りたいの一心でやっていたが、今は身体のちょっとした異変に気づいて、休みをとるようになった」

「身体と対話するようになった」

とても印象に残るお話でした。

以前のブログ「病院受診とカウンセリング利用」で少し書きましたが、カウンセリングでは、「どん底」からはまだ少し、心身共に動けるようになってから来られることが多くあります。

また、カウンセリングを続けるなかで、「どん底」を通っていくことも見られます。

カウンセリングが終盤になるころには、みなさんが、「どん底」の時があってこその今の自分がいるとお話になられます。

とても苦しいときだったけれど、あれは必要だった。

あの「どん底」を避けることは、あの時の自分にはできなかった。

もっとうまくやれるのかもしれないけれど、自分には、あれしかできなかった。

野口みずきさんは、マラソンランナーですから、自分の身体との対話を大切にするようになられました。

自分との対話。

これは、からだも、こころも。

VIEWでは、カウンセリング、アート、経絡・整体というアプローチで、自分のこころとからだとの対話をサポートしています。

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